2025.07.02 保護司組織活動活性化事業
【山梨県】どこでもPRブース




保護司組織活動活性化事業に対する助成について
保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。
山梨県保護司会連合会
【活動の名称】どこでもPRブース
駅や店舗など様々な場所でデジタルサイネージを使用し映像による情報の発信が行われています。ポスターなどと異なり動画や音声を使って情報を伝達できるため、より効果的な情報提供が期待できます。山梨県保護司会連合会では、機材を揃えることにより、様々な場所で更生保護の啓発活動が可能になっただけでなく、機材を貸与し、予め作成してあるデータを用いることで、各地区保護司会においても容易に啓発活動を行うことができます。(全国保護司連盟)
【活動の目的・趣旨】
イベント、大会、地域行事、学校行事等、人の集まるところに積極的に出向き、電源、掲示場所等の有無にかかわらず、PRブース的に広報啓発活動を展開できる。
また、保護司会等に貸出し、県庁、市役所等公的機関、サポートセンターのある施設等において、日頃から「保護司会活動」、「保護司の活動」及び「社会を明るくする運動」等を紹介することも可能であり県民の理解を得る機会を増やすことができる。
【活動の実施状況】
様々なイベント、各種大会、地域行事、学校行事等、人の集まるところに出展、PRブースとして広報啓発活動を実施した。
(具体的活用例)
●11月19日 甲府市・小瀬スポーツ公園で開催された「県民の日記念行事」に山梨県推進委員会と共働して”社会を明るくする運動”として出展、デジタルサイネージ等を用いて広報啓発活動を実施した。
●11月23日、甲府市・アイメッセ山梨で開催された、甲府刑務所矯正展において、PRブースを出展した。多くの家族連れで賑わった中、デジタルサイネージ等を活用した広報啓発動画は子どもに大人気であった。
●12月26日、山梨県立図書館で開催された、山梨県”社会を明るくする運動”作文コンテスト表彰式において、デジタルサイネージ等を用いて広報啓発活動を実施した。
●3月25日から28日の間、甲府市役所本庁舎1階市民活動室(公開スペース)において、”社会を明るくする運動”パネル展を開催し、デジタルサイネージ等を活用した広報啓発動画を常時流して更生保護の啓発を図った。
このほか、保護観察所において行う新任保護司研修等では昼休みの時間を活用し、又、各保護区保護司会で実施する研修時等においては、デジタルサイネージ等を使った「PRブース」を設置、音声とともに動画等を流し多くの人が足を止めて視聴してくれた。
【活動の実施による効果】
業務用大型ディスプレイ(32インチ)で、どこにでも設置可能であり、かつ可搬可能なイーゼルスタンドがあるので、どこにでも「PRブース」が設置できる。
また、大容量のポータブル蓄電池が附属しており、一日位の連続利用が可能である。
パソコン、タブレットからのデータ送信、或いはDVDやSDカード、USB等の記録媒体からの情報提供も可能であり、様々なデータ環境に対応可能である。
また、デジタルサイネージ自体のハードディスクドライブもあり、各保護司会への貸し出し等にも最適である。
【配慮・工夫をした点・今後の課題等】
各保護司会への貸し出し及びiPad、モバイルルーター等との連携も考え、現在の課題である保護司活動のデジタル化にも活用していきたい。
(令和5年度助成事業報告)