2025.07.24 保護司組織活動活性化事業
【掛川市地区】掛川城ライトアップによる社明運動広報活動


保護司組織活動活性化事業に対する助成について
保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。
掛川市地区保護司会(静岡県)
【活動の名称】掛川城ライトアップによる社明運動広報活動
全国展開されたライトアップ事業をより効果的な広報活動とするために、広報誌・新聞取材などにより事前に告知したり、ライトアップ中は広報車で街宣活動を行うなど市民に対し積極的な広報活動を行っています。また、今回制作したライトアップ用フィルターは今後も使用できるため、低コストで継続的な広報活動が期待できます。(全国保護司連盟)
【活動の目的・趣旨】
令和3年法務省保護局更生保護振興課の『いざ、天守閣を黄色に染めるべし』の全国への呼びかけに賛同し、掛川市のシンボルである掛川城をイエローライトアップすることで”社会を明るくする運動”のメッセージをより多くの市民の方々へ伝えていきます。NHKの大河ドラマ”どうする家康”で掛川城の歴史が注目されましたが、話題づくりにも役立つものと考え、掛川市推進委員会と市内保護司会・更女会・雇用主会の三団体が連携してこの取り組みを進めていきます。ライトアップは本年だけでなく7月の強化月間に毎年行う予定です。
【活動の実施状況】
●市民への事前告知・・・広報かけがわ6月号に保護司活動の紹介を事前告知
●ライトアップ点灯式を開催・・・7月1日に市長、市関係者、保護観察所、協力雇用主会、保護司会で掛川城天守閣前で点灯式を実施
●静岡新聞社が点灯式を取材。7月3日の朝刊に記事が掲載された。
●7月3日に市内3地区(掛川、大東、大須賀)4コースで“社会を明るくする運動”の広報車による街宣活動を実施
●9月1日発行の保護司会だよりに掛川城ライトアップ事業を特集し、記事と写真を掲載
【活動の実施による効果】
●静岡県内におけるライトアップ拠点の増加
県内において天守閣へのライトアップは掛川城が2番目となった。また、それ以外の施設も含めて令和5年度は7施設でライトアップが行われ、“社会を明るくする運動”の広報活動に効果があった。
●毎年イエローアップ実施により、“社会を明るくする運動”の広報の維持・拡大
今回制作した掛川城ライトアップのフィルター装置は毎年使用できる物で、設置費だけでライトアップ事業ができるため、低コストで毎年実施できる。
【配慮・工夫をした点・今後の課題等】
●掛川城のライトアップフィルター装置の改善
・掛川城を照らす投光器の前に設置するフィルター装置の形状を2種類から1種類に統一し、アルミ枠の材料費の低減と形状を簡素化しコスト低減を図った。
・黄色が最良に輝くよう、試作品の照射実験を行い、フィルターはアクリル板とセロファンを組み合わせたものに決定した。
●市民への広報活動
事前告知:広報かけがわ6月号の掲載、新聞社・マスコミへライトアップ点灯式の告知
事後告知:街宣車による広報、SNSによる点灯式の発信、保護司会だより30号の発行
(令和5年度助成事業)