2025.08.04 保護司組織活動活性化事業
【河北保護区】かほく市夏祭り協賛更生保護制度周知事業


保護司組織活動活性化事業に対する助成について
保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。
河北保護区保護司会(石川県)
【活動の名称】かほく市夏祭り協賛更生保護制度周知事業
来場者数の多いイベントは保護司制度等の広報の場として多くの保護司会が啓発活動を行っています。河北保護区保護司会では、これを機に地方公共団体に対し再犯防止推進計画の導入を依頼するなど、行政との協力体制を確立しました。今後も、行政との連携を深めた活動の発展が期待できます。(全国保護司連盟)
【活動の目的・趣旨】
かほく市夏祭りイベントに保護司会が参加し、広く地域住民に更生保護活動を周知宣伝する。
【活動の実施状況】
●地方公共団体(かほく市)及びかほく市商工会議所等と共催で、更生保護に関するリーフレットやうちわ等周知物品を配布し、保護司の活動を知ってもらう活動を実施した。
●社会を明るくする運動の一環として、かほく市等地区内の地方公共団体に対し、再犯防止推進計画の導入を依頼し、市・町の福祉計画の中に再犯防止推進計画を明記し、地方公共団体等との協力体制を確立した。
●保護司・更生保護女性会を中心に、幼稚園児の踊りや一般の踊り流しや「ねこ祭り」と称するイベントに参加。
※「ねこ祭り」とは、かほく市の夏祭り「サマーフェスタinかほく」の一環。同市出身の哲学者、西田幾多郎が猫好きであったことなどから企画され、約15年にわたって実施されている。広く市民に周知されており、保護司会として更生保護のPRの一助としている。
【活動の実施による効果】
●日本赤十字社・自衛隊等との出展テントでは、保護司会のブースにも多数の見学者が来場し、積極的にPRができた。参加者の多い会場でのホゴちゃんを活用した啓発活動は、子どもを中心に関心を集め、資料の配布などの効果を高めた。
●この活動を実施したことにより、行政や関係団体との風通しがよくなった。今後の地域支援ネットワークの構築に向けた取り組みの足がかりになり、また、保護司候補者の推薦等にも協力していただけることとなった。
【配慮・工夫をした点・今後の課題等】
●かほく市商工会事務局との協議により、テントブースが配備された。常日頃関係各所との意思疎通を切らさないように、直接役所に出向くなどして、良好な関係の保持に努めている。
河北保護区保護司会の紹介ページ
https://www.kouseihogo-net.jp/hogo/hogoshi/hogoshi_support/index/865