2025.08.15 保護司組織活動活性化事業
【下呂保護区】更生保護女性の会との合同研修会



保護司組織活動活性化事業に対する助成について
保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。
下呂保護区保護司会(岐阜県)
【活動の名称】更生保護女性の会との合同研修会
下呂保護区保護司会は保護司数17名の小さな保護司会ですが、一人ひとりが意見をもち意見交換のできる風通しの良い保護司会で、少数ならではの特徴を活かし保護司会全体で更生保護女性会との連携による活動を多く実施しています。今回、合同で行った研修会では、組織運営の課題など、互いの理解を深めることとなり、今後一層の連携を強化と活発な活動が期待できます。(全国保護司連盟)
【活動の目的・趣旨】
再犯、再非行を防止し安全で誰もが安心して暮らせる地域社会を実行するため、更生保護女性の会と共に研修を行い意識の共有を図る。
【活動の実施状況】
●更生保護女性の会との合同研修会
更生保護女性会とは下呂市小学校6年生を対象にした愛の鈴作りワークショップ、社会を明るくするための中学生との座談会、更生保護施設・裁判所傍聴・他保護司会へ視察研修、薬物乱用防止研修会など連携して行っているが、今回の合同研修会では保護司会、更生保護女性の会が各々の活動を紹介後、グループに分かれて各会の抱える問題点を語り解決策を共に考えることができた。
●市長と語る会
保護司が保護司会の現状やサポートセンターの運営について説明した。また、更生保護女性の会の身分、立場、役割がはっきりしていないため、活動や会員のなり手確保が難しいことを説明。市長からは更生保護女性の会の身分、経費等について検討する旨発言があった。話題は多く活発に話し合いがなされ、次年度は「社会を明るくする運動」のあり方について協議し内容の充実を図りたい。
【活動の実施による効果】
●更生保護女性の会の抱える課題(会員減等)を聞いたことによって今後、何らかの形で協力したいと思った。
●更生保護を目的とするボランティア団体同士、今後の親交を深めるきっかけとなった。
【配慮・工夫をした点・今後の課題等】
●グループに分かれて、語り合ったことで和やかな雰囲気で行えた。
●今後も定期的に合同で研修会を行うことで相互の意思疎通を進めていきたい。
(令和5年度助成事業)
下呂保護区保護司会の紹介ページ
https://www.kouseihogo-net.jp/hogo/hogoshi/hogoshi_support/index/897