活動紹介

2025.10.02 保護司組織活動活性化事業

保護司組織活動活性化事業に対する助成について

保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。


高田地区保護司会(奈良県)

【活動の名称】高田元気フェスタ

多くの人が集まるイベント会場で、子ども達の興味を引く更生保護のマスコットキャラクター「ホゴちゃん」を最大限に活用し、将来「保護司」の確保につなげていくことを念頭に、子ども達とその保護者に「更生保護」や「社会を明るくする運動」などの言葉を知ってもらうことを活動の一つの目的としています。“社会を明るくする運動”などの認知度が低い現状で、小さなころから身近なものとして感じてもらうことはとても重要です。(全国保護司連盟)

 

【活動の目的・趣旨】

再犯は孤立化や孤独化が一つの要因と考えられるため、地域において様々な立場で、見守り、声を掛け合う地域社会づくりを訴えるとともに、保護司会や更生保護女性会を身近な存在として感じてもうらうことで、その担い手となる新任保護司候補者を開拓する。


【活動の実施状況】

高田地区保護司会から保護司18名と大和高田市更生保護女性会から5名が参加

大和高田市で開催された産業フェア&元気フェスタにおいて、社会を明るくする運動の啓発と更生保護広報活動として参加。

幼稚園児、小学生を対象にお菓子のつかみどりをしてもらい、その後最近の嬉しかったことや楽しかったことを特別に作成した小さな用紙に書いて、ボードに紙で作った幸福の木に貼り付けてもらいました。その保護者の方たちには社会を明るくする運動や覚せい剤乱用防止や更生保護の実情などのリーフレットをクリアファイルに挟んで配布し、協力を求めました。

会場内を着ぐるみのホゴちゃんと一緒に歩きながら社会を明るくする運動をお知らせし、更生保護活動と再犯防止活動への理解と協力をお願いしました。


【活動の実施による効果】

「保護司」の存在を大和高田市民に多く知ってもらい、新任保護司候補者の開拓につながる。

着ぐるみホゴちゃんの出現により、小さな子供たちが多く集まり、その保護者の方たちも付き添ってきて一緒に写真を撮ったりして「更生保護」「社会を明るくする運動」という言葉そのものを知ってもらった。

保護者は若い人が多く、ボランティアができる時が来たら、社会の役割の一つとして保護司への応募を考えてもらえる。


【配慮・工夫をした点・今後の課題等】

今回は更生保護の活動や社会を明るくする運動の周知を主な目的としており、一定の効果があったと考える。                                         今後は、孤独や社会からの疎外感を感じている人への寄り添いなど再犯防止、更生保護活動に沿った活動内容の検討を進めていきたい。

(令和5年度助成事業)

 

高田地区保護司会の紹介ページ

https://www.kouseihogo-net.jp/hogo/hogoshi/hogoshi_support/index/1088