2025.11.04 保護司組織活動活性化事業
【高知保護区】花いっぱい運動
保護司組織活動活性化事業に対する助成について
保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。
高知保護区保護司会(高知県)
【活動の名称】花いっぱい運動
“社会を明るくする運動”・学校との連携事業につながる活動を「保護司」「更生保護女性会」「BBS会」の3団体の連携事業として行っています。更生保護等の説明を行いながら配布された花いっぱいのプランターは、受け取った小学生・中学生などに育てられ、地域の安全安心づくりのために活動している3団体に見守られていることが伝わるものとなっています。(全国保護司連盟)
【活動の目的・趣旨】
花いっぱい運動として、地域の方に喜ばれ、かつ学校やサポートセンター等とも連携を密にできる。
【活動の実施状況】
●高知市保健福祉センター敷地内での「花いっぱい運動」の準備作業の許可申請を行い、10月10日に許可を得る。
●合同作業予定の高知地区更生保護女性会、高知地区BBS会に開催日程等を通知
●10月19日、上記団体と事前打ち合わせ会を行う。
●10月23日に鉢植え作業を実施。当日から約1週間で、あらかじめ選定していた12の小学校等に担当地区の保護司が花を植えたプランターを持参し「社会を明るく運動」と「花いっぱい運動」の趣旨を説明して引き渡した。
●参加者等 保護司20人(女性会員である保護司6人を含む。)・更生保護女性会員3人・BBS会員3人
【活動の実施による効果】
  配布先の小中学校の児童生徒の健全育成と学校との連携を強化するために実施したもので、花を育てる体験を通して、優しさや思いやりの心を涵養し、いじめや非行のない学校生活を送ってもらうことを目的としており、日ごろからの交流を通して社会を明るくする運動に対しての理解を深めていきたい。
 保護司が配布先の学校を訪れた際、花は立派に育っており、水やりをしている児童の姿が見受けられ、地味ではあるが、この運動を継続することの効果は認められる。
 また、更生保護女性会・BBS会との交流を深めることができ連携強化につながる活動となった。                                                                                 
【配慮・工夫をした点・今後の課題等】
●実施時期 花苗に対する高温によるダメージや学校の行事を考慮して実施時期を設定した。
 また、長期間世話ができ楽しむことのできるよう、花の種類は「パンジー」や「ビオラ」を主体とした。
●作業場所 高知市に使用場所の許可申請に当たり、更生保護活動及びこの活動の趣旨を丁寧に説明するなど「花いっぱい運動」に理解を得られるように努めた。
