活動紹介

2026.06.29 保護司組織活動活性化事業

保護司組織活動活性化事業に対する助成について

保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団 及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。

 

長崎地区保護司会(長崎県)

【活動の名称】長崎地区保護司会研修会


「生きる力」はきみの中にある は、更生保護法人日本更生保護協会から発刊された、中学生が自己理解を深め、他者とのコミュニケーションの取り方を学ぶことを目的としたワークブックです。中学校授業で活用いただくための教材ですが、保護司会において活用するため、研修を実施し、保護司のキャリアアップを図っています。(全国保護司連盟)


【活動の目的・趣旨】

長崎地区保護司会の保護司のキャリアアップを図るとともに、関係団体 並びに地域社会との連携を目的とする。


【活動の実施状況】

更生保護で紹介された『生きる力は君の中にある』のテキストを使って中学生に指導するのは難しいと考え、そのテキストをもとに、まずは保護司自身のキャリアアップを図る目的で保護司 対象の研修会を実施した。

1回目(令和6 9 4日(水)18302020

 参加者:保護司101名、BBS 2名

産業カウンセラーである末吉元会長に講師を依頼し、テキストの意義とともに、保護司のスキルアップ・キャリアップについての講義を受けた。

2回目(令和61031日(木)18302020

 参加者:保護司 95名、BBS 3名

日本産業カウンセラー協会に講師を依頼し、テキストにあるエゴグラムの実践等を   行い、テキストの意義など学んだ。

3回目(令和7 121日(火)18202020

 参加者:保護司 88名、BBS 3名

2回目同様産業カウンセラー協会の講師より、アンガーマネージメントや傾聴などに   ついて、ワークをまじえての講義を受け、テキストにある滋田慧子様の『話を聞いてもらうには』を結びとした。


【活動の実施による効果】

研修後に毎回アンケートを実施し、84%が参考になったと回答している。保護司の中にも看護師や介護士などの対人援助職もいるが、そのような保護司のブラッシュアップにも繋がり、今後の保護司・保護司活動に活かしたいという回答も多く見られた。

また、講義を受けた保護司の中には、このテキストを家族を持つ対象者へ「勉強してみては」と手渡したところ、その後の面接で「参考や勉強になりました。」と、その後に立ち直りが見られたとの報告もあった。


【配慮・工夫をした点・今後の課題等】

●保護司の多くが就労していることもあり、休日もしくは夜間開催を検討した結果、夜間開催の補講及び会場の選定などを考慮した。3回の夜間開催にもかかわらず多くの参加があった。

(参加者数、出席率)

1回目 101人/233人  全体 106人(含む:BBS会・観察所)

2回目  95人/233人  全体 101人(含む:BBS会・観察所)

3回目  88人/233人  全体  94人(含む:BBS会・観察所)

●『生きる力は君の中にある』については、保護司にとっても素晴らしい内容である。また、 12chapterをすべて学ぶには相当な時間を要すると話し合い、当地区保護司会の研修部会・ サポートセンターの企画調整保護司と、産業カウンセラーで元保護司会会長の末吉様より助言をいただきながら協議を重ね、テキストの中からいくつかに絞り、3回シリーズの研修会を行うことにした。

●検討を始める前にオンライン研修であった『不登校を大人はどう理解するかー「生きる力」はきみの中にあるということー』のDVDをお借りして、再視聴を行った。

●研修会実施に当たっては、事前に自らもエゴグラムを行ってみるなどの挑戦も試みた。

●講義(講演)の組立には、実践的な自分の傾向を知るエゴグラム、聴講者に分かり易くするためにロールプレイやワークも取り入れてもらい実施した。

●研修を行った結果、今後は実践的な研修等に対する要望が多く聞くことができ、このような意欲に対応できる研修をさらに検討する必要がある。

(令和6年度事業)


長崎地区保護司会の紹介ページ

https://www.kouseihogo-net.jp/hogo/hogoshi/hogoshi_support/index/1257