活動紹介

2026.08.26 保護司組織活動活性化事業

保護司組織活動活性化事業に対する助成について

保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団 及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。


揖龍保護区保護司会(兵庫県)

【活動の名称】“社会を明るくする運動”合同研修会


合同研修会は、昭和57年より継続して実施している事業です。開催に際しては、更生保護活動の取組の説明など市町への働きかけを行うとともに、周知方法や演題の工夫など、効果的な実施に向けた取り組みを進めています。さらに、活動後には結果報告を行い、地域住民の安全な生活を守るために必要な活動であることを周知しています。これらの取り組みの成果は、アンケート結果にも反映されています。(全国保護司連盟)


【活動の目的・趣旨】

 “社会を明るくする運動”の一環として、再犯・再非行を防止し、安全・安心な地域社会づくりのため、市民及び地域の各種団体とともに再犯防止活動について学び、非行や罪を犯した人々の立ち直り支援の理解を求める。


【活動の実施状況】

“社会を明るくする運動”合同研修会は昭和57年から継続して開催している活動です。

・今年度は、非行により少年院に収容された後、立ち直られ俳優になられた宇梶剛士氏をお招きし、ご自身の体験を基に『転んだら、どう起きる?』と題した講演会を実施

は・参加者340名(更生保護関係者70名、地域住民270名、満席)

・講演に先立ち、更生保護活動への理解を促す目的として、再犯防止活動を紹介したビデオ『フクロウ人形の秘密』を上映


【活動の実施による効果】

地域住民の更生保護に対する理解度

・毎年参加人数が増えている。

・アンケート調査から、合同研修会への積極的な参加者が増えていること、「“社会を明るくする運動”とは」、「保護司とは」、「更生保護活動がなぜ必要なのか」に対する理解度が年々深まっていることが感じられる。

広報ビデオの感想

・子供がいるので勉強になりました。しっかりと褒めてあげたいと思う。

・家庭環境が大切。人の事を思う気持ちが一番。

・地域で受け入れる、助け合う、気にかける人がいる事が大切。

・人の温かさが人を救う。心に響いた。

・保護司の役割の大切さが良く分かった。安全に取り組まれることを願います。

      等々、“社会を明るくする運動”を再認識できたと答えた方が大多数だった。

講演の感想

・かっこよかったです。やはりプロの俳優で人を惹きつける華があると思った。人権の話も実体験の話で分かり易く、体験談の話も逆境の中から這い上がったことに感銘を受けた。

・反抗期真っただ中の息子がいるので、息子の気持ちなどが少し理解でき勉強になった。

・社会の受け皿の存在が重要だと思った。

  等々、良かったと答えた方が大多数だった。


【配慮・工夫をした点・今後の課題等】

配慮・工夫した点

参加者は全住民を対象としている。

・事前に市町各所にポスターの掲示、関係機関へのチラシの配布および市町各所に設置

・各更生保護関係団体(市町も含む)の代表者を招き、各組織での更生保護に対する取組の説明や、安心安全な地域づくりに必要な地域連携の重要性を住民へ呼び掛けている。

・広報ビデオを上映し、保護司活動や更生保護活動への理解を深めてもらう。

・講師と広報ビデオは毎年度変え、知名度の高い講師を招き、興味深い演題での講演を行うことで、一人でも多くの地域住民の意識を高める。

今後の課題

・継続するための経費が必要。更生保護の重要性と住民の安心安全な生活を守るための保護司の活動について市町行政に理解を得るため、行政や市長・町長にも行事に出席していただいている。また、必ず活動の報告を行い、市町民の安全な生活を守るために必要な活動であることを訴えている。

(令和6年度事業)