活動紹介

2026.04.24 国際交流

第7回世界保護観察会議における映画「ミックスモダン」広報活動


 4月14日から16日までインドネシア・バリ島で開催された第7回世界保護観察会議(The World Congress on Probation and Parole (WCPP))において、映画「ミックスモダン」の監督であり保護司の藤原稔三氏が同映画の広報活動を実施しました。

 会場では、英語版「ミックスモダン」のフライヤーを配布するとともに、多くの会議参加者が広報ブースに立ち寄り、モニターで流される同映画の予告編に熱心に見入る姿や藤原監督と映画について言葉を交わす光景が見られました。


藤原監督からのコメントをいただきました。

 今回の会議に参加するまで、インドネシアをはじめとする海外の更生保護の実情については十分に理解できていませんでしたが、現地で多くの関係者の方々とお話しする中で、罪を犯した方々に対する考え方の違いについて多くの学びを得ることができました。

 罪を犯した人に対して、施設の中で罰を与えることを重視する考え方は、日本にもかつて強くあったものですが、それだけでは真の更生にはつながらないのではないかと感じています。

 今回の交流を通じて、日本には、社会の中で再び歩み出すための機会を与え、その過程を見守っていく慈悲の精神が根付いていることをあらためて実感しました。

 そうした価値観の延長線上に、保護司制度があるのだと思います。

 海外の参加者の方々からも、「これまで理解が難しかったが、人と人との関係の中で支え合うという考え方に触れ、新たな視点を得た」といった声をいただき、日本の取組に強い関心が寄せられていることを感じました。

 また、保護司がボランティアでありながら対象者と深い関係性を築き、継続的に関わり続けている点についても高い評価をいただき、私自身にとっても制度の意義をあらためて見つめ直す貴重な機会となりました。

 日本の更生保護の考え方が国際的にも共有されていく可能性を感じられたことが、今回の大きな収穫でした。