2026.10.16 保護司組織活動活性化事業
【鹿児島県】シンポジウム、居場所作り、社明運動行事
保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団 及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。
鹿児島県保護司会連合会
【活動の名称】シンポジウム、居場所作り
シンポジウムを開催することで、保護司・保護司会及び関係団体において再犯防止等の知識・情報の共有を図るとともに、居場所作りの活動においては地域の中で孤立しない環境を作ることで再犯防止を防ぐ取組を行っています。(全国保護司連盟)
【活動の目的・趣旨】
再犯の防止等に関する県民への意識啓発を図り、もって県民が安心して暮らせる社会の実現に寄与する。
【活動の実施状況】
※再犯防止推進シンポジウム開催(姶良保護区、伊佐保護区)
・開催日 令和6年11月1日
・参加者 保護司101名 関係機関153名 地域住民10名 合計264名
関係機関に早めにシンポジウムのリーフレットを配布し、また各集会等に出向きシンポジウムの説明と参加のお願いをした。
・内 容 就労支援・居住支援をテーマにした基調講演及び関係機関・団体によるパネルデスカションを実施。講師 コーディネーター パネリストの方々それぞれの立場から再犯防止について、話していただいた。協力雇用主会の受入れ事例や失敗事例等も出され良かった、見学に行きたい等の意見もあった。
基調講演
講師 鹿児嶋保護観察所統括保護観察官 小澤直幸氏
演題 「就労支援と住居支援取組」
パネルディスカッション
コーディネーター 鹿児島県保護観察所観察官 永池富和氏(姶良保護区担当)
パネリスト 社会福祉法人白鳩会理事長 中村隆一郎氏
あいら協力雇用主会会長 松下正行氏
更生保護法人草牟田寮施設長 鳩宿文男氏
※居場所づくり(刑の執行終了者等に対する孤立させないための居場所作りの確保等)
・参加者 刑期を終了した者等述べ170名、保護司・更生保護女性会・社会福祉関係者・BBS会・役所関係者・地域住民等 175名
・内 容 交流会等を年12回開催した。社会貢献活動・料理教室・こころの相談室・食事会・映画鑑賞・先祖供養等に参加し社会との繋がりを持ち、孤独ではないという安心感を与えるような居場所づくりを目標にしている。
【活動の実施による効果】
※再犯防止推進シンポジウム
・農福連携の事を知ることができた。
・居場所、職業、地域3つの視点がとても大事
・地域で偏見なく過ごせる「愛」の力、愛という言葉は更生保護に関する人の思い
・障害者、犯罪歴のある方に寄り添う場所の啓発活動
※居場所づくり
・交流会に参加し社会との繋がりを持ち、孤独ではないという安心感を与える。
【配慮・工夫をした点・今後の課題等】
※再犯防止推進シンポジウム
・行政関係 民生児童委員 更生保護関係者 地域住民等広く啓発活動する事ができた。
※居場所づくり
・関係の構築を図るため、できるだけ対象者に寄り添った活動をする。
・家族と疎遠になった者等の心のよりどころとして接している。
・活動時だけでなく日常的にメールや電話の相談に応じている。
・対象者同士の金銭トラブル、恋愛問題発生時グループでロールプレイングやSSTをする事で落ち着くこともあった。
※今後の課題
・対象者には精神障害、発達障害、高齢者等福祉支援が必要なものもいる。
・最初実人数3名でスタートした居場所づくりが現在は30数名と増え、活動費用の問題も出てきた。
(令和6年度事業)
