全国の保護司会一覧
センター紹介

◆保護司アジ研協力会とは

 保護司アジ研協力会(以下「協力会」という。)は、平成15(2003)年1月に誕生したボランティア組織です。国連アジア極東犯罪防止研修所(以下「アジ研」又は「UNAFEI(ユナフェイ)」という。)が開催する国際研修や国際高官セミナーの期間中に1泊2日で保護司国際研修が実施され、保護司が海外の研修参加者とともに同研修を受けますが、協力会は、この保護司国際研修修了者の有志を中心として設立されました。設立時の会員数は120名程度でした。

協力会の目的は、大きく3つの内容に分けられます。

第1は、アジ研で実施される国際研修及び国別、地域別研修に協力する→(A事業)

第2は、協力会独自の国際交流活動をする→(B事業)

第3は、日本全国から集まった会員相互の研修、交流そして親睦を図る→(C事業)



◆国連アジア極東犯罪防止研修所(アジ研、UNAFEI)とは

 国連アジア極東犯罪防止研修所は、国連と日本国政府との協定に基づき昭和37年に設置された機関です。アジ研の事業は、費用及び人員の両面において全面的に日本国政府の負担で実施されており、法務省法務総合研究所国際連合研修協力部が実施・運営しています。主要な業務は、各国の刑事司法実務家を対象とする国際研修やセミナーの実施、犯罪防止及び犯罪者処遇に関する調査研究などであり、国連の政策と取組に沿いつつアジア太平洋地域を始めとする世界各国の刑事司法の健全な発展と相互協力の強化に努めています。アジ研の所長には、同部の部長が、国連との協議を経て任命されており、検察官、裁判官、矯正・保護職員等の経験を有する教官と職員が、独立行政法人国際協力機構(JICA)やアジア刑政財団(ACPF)を始めとする関係機関・団体の協力を得ながら、実際の事業に当たっています。

 アジ研は、国連犯罪防止・刑事司法プログラム・ネットワーク機関(略称「PNI」)の一つであり、PNIの中で最も長い歴史と実績を有しており、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)及び他のPNIとも緊密な連絡を取りながら、国連の目指すグローバルな犯罪防止や犯罪者処遇に関する政策の立案・実施に協力しています。


国連アジア極東犯罪防止研修所ホームページ・当研修所の概要参照

URL:https://www.unafei.or.jp/about/yakuwari.html


QRコード