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2025.05.19 活動報告

令和6年度 立ち直り応援基金助成事業について


当協会では、犯罪や非行をした人の立ち直りに賛同いただいた方々からの寄付を元に、

立ち直りを支援する更生保護関係団体等の草の根の活動に対し、助成を行っています。


令和6年度は、以下の活動に助成しました。


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活動名:冊子「協力雇用主のための雇用の手引きQ&A」の発行

団体名:神奈川県就労支援事業者機構


活動内容:これまで協力雇用主から受けた相談事例を冊子にまとめ、協力雇用主に関心を持つ事業主、

または初めて対象者を雇用する協力雇用主に配布し、不安の軽減を図る。


◆活動を通じて得られた成果・効果◆

・協力雇用主研修会に参加した初めて対象者を雇用した事業主を中心に配布し、好評を得た。

今後も協力雇用主登録を検討している事業主、または初めて対象者を雇用する協力雇用主を中心に配布していく予定。

・今後も必要に応じて内容をブラッシュアップし、保護観察所の保護司向け研修等、冊子を紹介する機会を増やし、

保護司と協力雇用主との連携強化も図っていく。



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活動名:ひばり野のなかま達

団体名:ひばり野のなかま達

 

活動内容:

・地域の子ども達や高齢者等、ニーズのある方への夕食の提供

・放課後の学習支援、居場所運営

・ボランティア等が相談にのり、必要に応じて関係機関に繋げる。

・フードパントリーの実施

・駄菓子屋の開店(1)

・講演活動(今年度はボランティアとしてできる事、目的等グループワークによる自己分析等の実施)

※このうち助成金は食材費に充当

 

◆活動を通じて得られた成果・効果◆

・子ども食堂や学習支援の収入は、助成金や寄付金品によることが多く、不安定な運営の中での助成金は非常に助かり、

子供たちに栄養価の高い食事の提供が可能となった。

また、少量ではあるが果物や、時にはデザートもつける事が出来た。

・来店者(様々な年齢層)との交流も徐々に深まり、お互いの理解につながり、思いやりのある行動も垣間見る事が出来た。

・子ども達は、高齢のボランティアを労り、ボランティアは食事を作る喜び、子ども達との関わり等で生き生きと活動できている。

 



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活動名:児童自立支援施設への訪問の復活

団体名:香川県BBS連盟


活動内容:児童自立支援施設へ会員が訪問し、日常的な学習支援やレクリエーションを行うとともに、

学園行事への会員の参加、クリスマス会やうどん打ち体験などのBBS会企画イベントの提供を通じ、入所児童との交流を図る。


◆活動を通じて得られた成果・効果◆

・児童自立支援施設主催のボランティア研修を通じ、BBS会員の児童への接し方等への理解が深まるとともに、

施設とBBS会の間で信頼関係の強化が図られた。

・生きづらさを抱える子ども達と関わる機会を持つことで会員の気づきや学びが深まり、

施設のある地区以外の地区会からの施設に対する関心が高まった。


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活動名:①「サラちゃん食堂」in燕・②「出前 サラちゃん食堂」in新潟川岸寮

団体名:新潟県燕地区更生保護女性会


活動①「サラちゃん食堂」in


活動内容:保護観察中の対象者とその家族、地域で支援を必要としている人に対し、

保護司や民生児童委員を通じて訪問し、手作りのお弁当を配布する。


◆活動を通じて得られた成果・効果◆

・訪問した対象者とのコミュニケーションの促進

・更生保護女性会員が得意なことを生かし、会員同士の交流も生まれる。

・保護司会と更生保護女性会との協力体制の強化

 


活動②「出前 サラちゃん食堂」in新潟川岸寮


活動内容:更生保護施設を訪問し、寮生と食事を作り、一緒に食べる。


◆活動を通じて得られた成果・効果◆

・一緒に食事作りをすることで、寮生とのコミュニケーションが生まれるとともに、

寮生の調理への関心を促進し、参加者全員で食事を楽しむことができた。

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