2025.12.24NEW 休眠預金活用事業
当協会が資金分配団体として実施する、休眠預金活用事業<2025年度通常枠>
「刑務所出所者等の住居確保と暮らしを支えるネットワーク構築事業」の公募概要と、公募説明会のご案内です。
■事業名「刑務所出所者等の住居確保と暮らしを支えるネットワーク構築事業」
■事業概要
本事業では、住まいを核として、刑務所出所者や非行少年が地域で暮らし続けることを支えるネットワークづくりに取り組む。具体的には、刑務所出所者や非行少年を主な対象(又は必ず一定含む対象)として【①住居確保支援】【②暮らしを支える諸般のサポート】【③対象者の受け入れ促進に向けた環境整備】を包括的に行う事業に助成をする。
事業を通して、更生保護内外の協力者の開拓と連携の深化を図るとともに、更生保護と居住支援を架橋する人材育成も行う。また、関連施策の動向と効果的な連動を図りながら、対象者の地域での暮らしを持続的に支えるモデルの構築を目指す。当協会は、非資金的支援として事業と評価両面の伴走、実行団体同士の交流促進、成果の可視化・検証とノウハウ普及のための活動を行う。
〜実行団体の活動例〜
【①住居確保支援】
・住居探しから入居までの手続き支援
【②暮らしを支える諸般のサポート】
・生活相談全般(就労支援,生活スキル習得,心理支援,公的支援へのつなぎ等)
・ステップハウスの運営
・地域との交流促進や居場所づくり
・再犯時対応(本人面会,残置物対応,弁護士との連携等)
【③対象者の受け入れ促進に向けた環境整備】
・居住支援と更生保護関係者との研修
・協力不動産業者の開拓、大家の不安軽減策の協議・対応
・支援マニュアルやツールの整備
■申請の対象となる団体
・刑務所出所者や非行少年に対する支援実績のある団体
・年間で実人員10人以上の居住支援に関する相談がある団体(対象は刑務所出所者や非行少年に限定しない)
<留意事項>
すでに先進的な取り組みを展開している団体より、これから発展を目指す団体を優先して採択したいと考えています。
ただし、申請団体の実行力や組織体制、地域性・業種などのバランスも考慮します。
■事業対象地域
全国
■助成団体数
4団体(程度)
■助成金額
1団体あたりの助成額:1,950 万円/3 年間
(年度ごとのイメージ:1 年目750 万円、2 年目650 万円、3 年目550 万円)
※注意事項
<自己資金について>
事業経費の2割は自己資金の確保が必要です。ただし、財務状況や緊急性などの理由がある場合は明示いただき、
特例的に自己負担分を減じることについて検討します。
特例で自己負担分を減じた場合でも、事業最終年度は事業経費の2割に相当する自己資金が必要となります。
※上記の事業経費とは別途に評価関連経費を助成します。
■実行団体の事業期間
2026年5月以降(契約状況による)〜2029年2月
■公募・審査スケジュール
公募締切:2026年2月27日(金)17時
一次審査:2026年3月上旬 事務局による書類審査
3月中旬〜下旬 書類審査通過団体への事務局によるオンラインヒアリングまたは現地訪問
二次審査:2026年4月上旬 審査委員による審査会議
採択結果のご連絡:2026年4月下旬(予定)
・一次審査は、事業趣旨の明らかな取り違えがないか、書類不備がないかを精査します。
・二次審査は、公平で公正な選考を行うため、第三者の外部有識者・専門家等から構成される審査会議を行います。
・採択結果は申請団体に文書で通知します。
■公募説明会
開催日時:2026年1月15日(木)14:00~15:30
開催方式:zoom
申込フォーム:https://forms.gle/emVhfvjTCyBg3tLw6
・申請に当たって公募説明会への参加は必須ではありませんが、事業目的や申請書類の説明等を行いますので、申請を検討される方はぜひご参加ください。
■個別相談会
下記により団体ごとに行います。申請に当たっては個別相談会への参加を必須としますので、必ずご参加下さい。
実施期間:1月26日(月)~2月25日(水)のうち、平日10〜16時の間
開催方式:zoomにて随時実施(30分~1時間程度)
申込フォーム:公募説明会後に公開します
■公募要領・申請様式
公募説明会までに公開します。今しばらくお待ちください。
■申請方法
メール添付提出
※詳細は後日掲示します
■お問い合わせ
※年末年始休業期間:12月27日(土)〜1月4日(日)
更生保護法人日本更生保護協会
休眠事業2025公募担当:石畑、中森
Mail:Qmin[a]kouseihogo-net.jp([a]を@に変えて送信して下さい)
TEL:03-3356-5721(平日10時~16時)
FAX:03-3356-7610