保護司処遇におけるSST研修
SSTは対人行動能力を伸ばすよう支援する方法の一つです。 例えば、対象者が就職の面接を受けたいという場合に、いつ電話したらいいか、どう面接のお願いをしたらいいかなど、状況に応じて、どういう行動が適切かを一緒に考え、練習するなどして、応用できる考え方や行動の仕方を教えていく方法です。
全国保護司連盟では、SSTが対象者との面接のほか新任の保護司から面接の方法などを相談されたときなどにも応用できることから、保護司の保護観察等の処遇能力の向上を図ることを目的として研修を開催しています。
本研修は、初めて、あるいはほとんどSSTの勉強をしたことのない保護司を対象に、10時間の研修を実施し、修了者には一般社団法人SST普及協会認定講師の初級研修修了証書を発行しています。
令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催しないこととなりました。
過去の研修の様子については、下記をご覧ください。
2020/10/21