犯罪や非行のない、安全で誰もが安心して暮らせる社会の実現のために
― 令和3年度学校と保護司との連携事業活動結果報告3 ―
保護司は、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことがないよう、その立ち直りを助けるとともに、犯罪予防のための世論の啓発に取り組むなど、安全・安心な地域社会づくりのために活動しています。児童・生徒へ理解を深める活動もその一つで、毎年、更生保護法人立川更生保護財団から「学校と保護司との連携事業」に助成いただき、学校を始めとした地域との連携による活動を展開しています。保護司会の報告書からその一部を紹介します。
2023/01/19
① 神奈川県保護司会連合会
子どもたちに更生保護への関心を深めてもらうため、県保護司会連合会で「ホゴちゃんノート」を5,000部作成し、学校との連携活動に取り組んでいる地区保護司会に対して希望部数を提供し、保護司と学校との協議会等の際に持参し配布してもらいました。
② 糸魚川地区保護司会
コロナ禍における非接触型の活動として、「更生保護巡回パネル展」を市内中学校で開催しました。
③ 福井地区保護司会北部支部
小学校を訪問し、社会を明るくする運動作文コンテスト小中学校最優秀賞作品を給食時間の放送等で紹介してもらい、児童に更生保護について少しでも知ってもらえるよう依頼しました。校長先生から、人権の問題とからめて使いたいとの言葉をいただきました。 福井地区保護司会の保護司会・サポートセンター紹介はこちらから
④ 鳥取保護区保護司会
小学6年生を対象に3校で「社会を明るくする教室」を開催しました。保護司の活動紹介のほか、同運動のリーフレットを使い、困ったときに相談する人が地域にいることなどを説明しました。
⑤ 高知保護区保護司会
補導センターの助力により、はじめて高知市内の国公私立中学校29校の補導教員と高知保護区の保護司14人の情報交換会を開催し、少年の非行防止に関する活動への協力関係の促進を図りました。今後は相互理解、協力関係の強化に努め、この情報交換会を発展させていきます。 高知保護区保護司会の保護司会・サポートセンター紹介はこちらから