団体概要 |
当協会の活動は、昭和14年に滋賀司法保護委員事業助成会として組織されたことにより開始されました。その後、社団法人として法人格を取得し、財団法人設立を経て、平成8年には特定公益増進法人に指定される更生保護法人となりました。 当協会は特に連絡助成事業及び一時保護事業を行う更生保護法人として、地域の更生保護の充実発展に貢献しています。連絡助成事業としては、地域の更生保護諸団体の活動を支援することや、研修及び啓発活動を行っており、一時保護事業としては、刑務所出所者等の帰住旅費や一時的な宿泊費を給与したり、身元保証支援により就労の支援を行うなどの活動に従事しています。さらに平成30年度からは、国の再犯防止推進計画による地域再犯防止推進モデル事業を滋賀県から受託(再受託)して現在に至っています。 |
助成事業概要 |
近年、顕著な増加傾向を示す再犯率、再非行率の背景には、貧困や疾病、嗜癖、障害、厳しい生育環境等、様々な生きづらさがあることが指摘されているため、こうした生きづらさを抱えた人たちに、孤立からの脱却を支援し、居場所と出番を提供し、地域が一体となった息の長い支援を行うための基盤整備を行おうとするのが、当協会の「事業」の概要です。特に、従来の更生保護行政による支援が終了してもなお「息の長い」支援の継続を必要としている多くの人たちのために、大きな意義のある事業であると自負しています。 具体的な活動は地区ごとに異なりますが、たとえば、継続的に食事や農業体験の場を提供したり、遊びや勉強の場を提供するイベント行ったりする中で、参加者の生活上の困りごとなどを把握し、地域の更生保護ネットワークに繋いでいく等の活動を行います。 |
事業地域 | 滋賀県 |
事業期間 | 2020年3月~2023年3月 |
総事業費用 | 11,290,000円 |
団体ホームページ | http://shiga-kousei.jp/ |